前回、枯葉を題材にして簡単なウォーキングベースラインの作り方を考えてみました。
今回も同じやり方で枯葉を続けてやってみようとおもいます。
Cm7からF7への進行で、こんな感じのラインが出来たとこまでやりましたね。
枯葉の進行はこんな感じなので、次はBbM7 EbM7と続きます。
ってなわけで、2小節目のF7からBbM7への進行を考えます。
今回は、拍の頭はルートって決めてますので、
ラインとして上に行くか下に行くかだけ決めれば、自動的にここまでは決まります↓
(今回はとりあえず上に行ってみます)
で、F7の3拍目はコードトーンを使うのですが、
いまF7からBbM7へ4度上の進行なので、
普通に段々あがっていこうとすると3度の音を使うしかなく(5度とか7度だと次のルートであるBbより高い音になっちゃいますよね)。
そうすると1小節目とあんまり変わらなくなっちゃうのですが、
まあべつに繰り返しても死にはしないので、
とりあえずF7の3拍目は3度の音にしましょう。
F7の3度なので長3度、Aですね。
するとほぼ自動的に2拍目は2度ですね。
前回見たとおり、ここはBbメジャーの251でしたから、
VコードであるF7ではとりあえずミクソリディアンでよいはずなので、
Fミクソリディアンの2度ですから、長2度のGになります。
4拍目は次のBbに半音などで繋がれる音であればいいのですが、
3拍目のAとBbの間にはもう半音が無いので、
Bbの半音上、Bを4拍目に弾いてみることにします。
するとこんな感じになります↓
これ、音の流れを矢印にするとこんな感じっすね。
2小節目最後の音から3小節目頭で、音が下がってるので、
3小節目は下がるラインにしてみましょう。
4小節目のコードはEbM7なので、
今いるところより低いEbをめがけて下にいくことにします。
BbからEbは、上に行けば4個上なので、下にいくと5個下ですね。
(音程を転回する方法は簡単なので、分からない感じなら過去記事どぞ)
下に行くと
Bb A G F Eb
*これ、まず普通に BAGFE というふうにアルファベットで考えて、
今キーがBbメジャーだからBとEにフラット付くな、と考えると楽です。
この中で、BbM7のコードトーンがどれかというと、
AはM7の音、FはP5の音です。
*これも、指板を見ながら考えると分かりやすいです。
いまBbというRから、次はEbというルートに下がりながら移動するのですが、
指板で例えば↓みたいに場所が見えていたら、
いまBbM7でここがR,
次、下がってEb行ったときのRがここ、
そしたらいまBbM7だから、間にM7とP5があるな、
って、指板見ながらだと分かりやすいはずです。
分からないって人は、まだコードの指板での形が身についてないってことだとおもいます笑
なので、このM7かP5どっちかを3拍目にすればいいのですが、
M7の音を3拍目にすると、2拍目困っちゃう(間に音が無い)ので、
3拍目はP5の音、 F にします。
で、4拍目は次のRであるEbに3拍目のFからつなげたいので、
その間のEにしましょう。
2拍目は迷うところですね。
とりあえずいまBbメジャーキーの251の中でIコードであるBbM7のコードにいるので、使うスケールはBbイオニアンだってのは分かります。
なので2拍目はBbイオニアンスケールから選べば無難です。
まあコードトーンのM7にするか
M7とP5の間のM6にするか
って感じで、別にどっちでもいいんですけど、
コードトーン使っとけば安心ですから、M7のほうにしましょうか。
するとこうなります。
ふー
やってることはすごく単純なんですが、
言葉で説明すると長くなっちゃいますね。。
でもとりあえずここまでやってみれば、
練習日記63で紹介した簡単ステップの考え方はわかってもらえるのではと思います。
度数で考えたり、指板の形の力を借りたりしながら、
みなさんも好きな曲のコード進行に合わせてこのステップでライン作ってみてください!
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