セカンダリドミナント(と、そのツーファイブ分割)と、
サブドミナントマイナーってのがあるよってところまで前回やりました。
その中で、
1.サブドミナントマイナーは、基本はIVmのコード
2-1.同主調のマイナーキーの、IVm7以外のサブドミナントコードも借りてこれる
2-2.このIVm7に色々手を加えたコードも、サブドミナントマイナーかわりに使える
って話で前回終わりましたので、
この、2-1と2-2について今日は考えてみます。
2-1.同主調のマイナーキーの、IVm7以外のサブドミナントコードも借りてこれる
サブドミナントマイナーは、メジャーキーの曲に、その同主調から和音を借りてくるって考え方だったわけです。
んで、マイナーキーのサブドミナントってのが、VImだったわけですが、
マイナーキーのダイアトニックコードには、サブドミナントとして使える和音がまだあります。
**なんでこんなこと言うかというと、マイナースケールには3つ種類があるからです。
ナチュラルマイナースケールから作られる、マイナーキーのダイアトニックコードは
Im7
IIm7b5
bIII△7
IVm7
Vm7
bVI△7
bVII7
でしたよね。
この中で、
IIm7b5
IVm7
bVI△7
bVII7
bVII7
つまり、2,4,6,7番のコードは、
サブドミナントとして使えます。
*これらコードの共通点は、主音から見て短6度の音程の音が入ってるってことです。これ結構重要らしいというか、これを覚えておけばマイナーのサブドミってどれだっけってなった時に自分で考えられるので、ご参考まで。
こういうふうに、覚えることがたくさん出てきたとき、
僕がやることは決まっています。
マイナーの2467はサブドミ
マイナーの2467はサブドミ
マイナーの2467はサブドミ
マイナーの2467はサブドミ
マイナーの2467はサブドミ
というふうに、ひたすらぶつぶつ唱えたり書いたりします。
実際今もちゃんと、コピペしないで5回タイプしました。
ほんとに。
っつーわけで、マイナーキーの2467番のコードは、同主調のメジャーキーにサブドミナントマイナーとして持っていけるってことが無事頭に刻まれたわけです。
2-2.このIVm7に色々手を加えたコードも、サブドミナントマイナーかわりに使える
正直この辺になってくると覚えるのがしんどいので、
これから何千という曲のコードを分析する間に、すこしずつ覚えていければいいのかなと思います。
ということで、代表的な例らしいものを一気にご紹介します。
1 サブドミマイナーの代表、IVm7の転回系 bVI6
例:Fm7 : F Ab C Eb
Ab6 : Ab C Eb F
2 bVI6をメジャーセブンにした bVI△7
3 IVm7の、7度の代わりに短6度を付けて転回した bII△7
例:Fm6 : F Ab C Db
Db△7 : Db F Ab C
4 IIm7b5を、bVII7のルート省略と考えた bVII7
例: Dm7b5 : D F Ab Eb
Bb7 : B D F Ab
。。。。
いやーたくさんある。。
まとめるとですね
2-1グループ
IIm7b5
IVm7
IVm7
bVI△7
bVII7
bVII7
2-2グループ
bVI6
bVI△7
bII△7
bVII7
読む気もしないですよね。。
取り合えず、Cメジャーの曲に使えるサブドミマイナーたちを書いてみましょう。。
2-1グループ
Dm7b5
Fm7
Ab△7
Bb7
2-2グループ
Ab6
Ab△7
Db△7
Bb7
ここまで書いてもあんまりですよね。。
正直、曲の分析を自分でやるなかで、
出てきたやつから覚えていくしかないのかなーという気がします。
まあ気長にやるしかないってことで、今日はこの辺で!
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