今までベースの練習+ブログ更新に使われていた時間が
ベースの練習+ド〇クエになっていました。
失われた時を求めたい気分です。
さて、このブログではすでにある程度スケールなどについて考えて来たので、
あとやることは、コード進行の分析(どのスケールが使えるか考える)と、
実際プロが弾いているベースラインの研究が2つの柱になるかと思います。
ジャズの基本のキといえばブルースらしいので、
これからしばらくはブルース曲のベースラインをひたすらコピーして、
分析してみようと思います。
で、
実際のライン研究に行く前に、今日はかるーくブルースについて考えてみます。
ブルースは、その成り立ちとか色々読むとものすごく面白いのですが、
超簡単に言うと、アメリカに連れてこられた黒人奴隷の音楽と、当時の白人の音楽が混ざって出来た、民族音楽の一つです。
民族音楽って何かって言うと、これも大雑把すぎて怒られそうですが、西洋の音楽の成り立ちとは違う成り立ちをもつ音楽ってことが言えると思います。
で、ブルースもその例に漏れず、(ブルースと出会う前の)西洋音楽の考え方からすると、説明しにくいところがあります。
たとえばキーがCのブルースの進行って、基本的なものがこんな感じです。
C7 F7 C7 C7
F7 F7 C7 C7
G7 G7 C7 G7
ぜんぶドミナント7です笑
なんでこうなるか、理由はよく分からないのですが、
とりあえずブルースでは、キーがCならC△7だろとか、そういうこと考えなくていいので簡単だ!くらいに思っておけばいいのではとも思います。なんで?と聞かれたら、ブルースだから、でいいんじゃないかと。
で、キーがCのブルースで使えるスケールはこんな感じです。
ド レ bミ ミ ファ bソ ソ ラ bシ シ
メジャースケールに、
短3
短5
短7
の音を足した音が使えます。
そもそもメジャーとマイナーキーの違いは、
3度の音程が長音程か短音程か、でしたが、
ブルースでは両方使っちゃうわけです。
C7のコードが鳴ってるときに、Ebを鳴らすわけです。
こうなると、その曲がメジャーキーなのかマイナーキーなのか、
判別できなくなりますよね。(マイナーコード主体で演奏するマイナーブルースというものもありますけど、ここでは割愛します。マイナーブルースではない、上のコード進行のようなブルースでは、メジャーマイナーの区別がつかない、って話です)
で、さっきも書きましたが、こういうのは全部、もともとブルースが西洋音楽とは違う成立ちを持ってるからと言っていいようです。
なので、まああんまり深く考えずに取り組むのがいいように思います。
まあブルースだし、ってことで。
そして今日はもう一つ。
ブルースの基本進行をさっき書きましたが、
これを度数で言うと、
I7 IV7 I7 I7
IV7 IV7 I7 I7
V7 V7 I7 V7
になりますね。この構成は度数で覚えちゃいましょう。
また、メジャースケールに短3、短5、短7の音がつかえる、
ということも頭に入れておきます。
これは、Cメジャーの曲は一曲通してCメジャースケール使える、
ってのと同じようなレベルで、
CのブルースではCのブルーススケールが使える、
と理解しておけば大丈夫です。
ここまでを頭に入れて、次回からさっそくベースラインを分析してみます!
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