2017年4月28日金曜日

ベース練習日記 05 メジャースケールと音程2


音程、これが結構わかりずらいというか、じつは面倒くさいです。

音楽理論をかじろうって思って自分で勉強始める人は、

まずここで、



わかったような、わかんないような



みたいな感じで次に行っちゃう人が多分多くて、


それがあとで、スケールとかテンションとかを考えるときに、
分かんなくなる最大の原因じゃないかとおもいます。

ここはほんと、ほんっとにしっかりやっといたほうがいいです。



さて。

音程。



要するに音と音の距離なので、キロメートルみたいに、単位があります。







これです。

基本はとても簡単で、

Cメジャースケールを例にすると、
CとC(同じ音)は1度、CとDは2度、CとEは3度、CとFは4度。。と、増えていくだけです。

ただただ単純に、数えるだけです。

CとEは CDE で3度

GとBも GAB で3度

DとAは DEFGA で5度



でもここでまず数え方に注意です。

CとDが1度離れている、みたいな使い方は見たことがありません。
C→Dの音程は2度、F→Aは3度、みたいに言います。
これはもうそういうものだと覚えるしかないようです。



*補足
いきなり矢印が出てきましたが、
例えばC→E は、Cとそのすぐ上のE、と読んでください。
音程の理解で勘違いしやすいところの一つに、
どっちを基準にするかで音程が変わるというのがあります。
C→Eは三度ですが、E→Cは六度なのです。
(これはCから上がってEにいくのか(3度あがる)、下がってEに行くのか(6度さがる)ということでもあります。Cからメジャースケールを円状に書いて、右回りの距離と左回りの距離があると考えるとわかりやすいかもしれません。練習日記21で詳しく考えてみたのでごさんこうまで!)




そしてもう一つ、ここが音程を勉強する上で難しかったところ。

ピアノの鍵盤をまたしても思い出してもらいたいのですが、


C→Eが3度までは分かったけど、

E→Fの間には黒鍵が入ってないのに、

そのままC→Fは4度と数えちゃっていいの!?


という問題です。


ぼくはかつて、この問題にぶちあたり、理論の勉強を諦めました笑




答えとしては、


そうなんです。いいんです。

C→Fは4度です。これは合ってます。
C→Eは3度だし、DとFも3度です。合ってます。


合ってるんですが、


それだけ分かってても実際使えません。


なんでかというと、上にも書いたとおり、間に挟まってる黒鍵の数が違う(つまり、間にある半音の数が違う)からです。同じ3度でも、CとEの間には半音が3個、 DとFの間には半音が2個しかありません。


これをどう解決するか?

次回に続く!













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