2020年12月29日火曜日

コード進行in C 日記5 陰りゆく部屋 荒井由美

今日は荒井由美の曲、陰りゆく部屋のコード進行を、

いつものようにCメジャーに直して考えていきます。


<イントロ>

C   |  C7/Bb       | F/A   D7/A   |  G7sus4  G7 | 

C   | C7/Bb         F/A   D7       | G7sus4  G7     


<Aメロ>

C       G7/B     | F/A    G7/B    C 

Am     D7      | G7sus4        G7

C        G7/B      F/A    G7/B    C 

Am    Dm/F     | G7           |  C


<サビ>

G7   G7/F | C/E  Am  | E7   |  Am G7sus4  

Em  F  D7/F#   G7sus4  C/G   G7 (この行は全て2拍でコード進む)


+++++++++++++


<Aメロ>

C       G7/B     | F/A    G7/B    C 

Am     D7      | G7sus4        G7

C        G7/B      F/A    G7/B    C 

Am    Dm/F     | G7           |  C


この曲、実はキー以外の音を含むコードってそんなに出てこなくて、

AメロではD7の一つだけなんですね。

1行目はCGFGCという単純な進行を、CBABCという流れるようなルートに載せてます。

2行目のAmからD7からGまでの流れは251っぽいですが、解決先のGがG7sus4なので、浮遊感を持ったままCにつながっています。


<サビ>

G7   G7/F | C/E  Am  | E7   |  Am G7sus4  

Em  F  D7/F#   G7sus4  C/G   G7 C (この行は全て2拍でコード進む)

サビの進行は捉え所がない感じですね。。

1行目のE7がエモいのと、

D7/F#のも相当にエモい

そして最後、G7sus4 C/G G7 からのCは、G7sus4からCで解決してるふりしてるのにルートがGだからそのままフワフワしてる感じが、私が今死んでもとか思わせぶりなこと言いつつこっちをチラチラ見てくる感じにバシッとハマってますね。。


2020年12月19日土曜日

コード進行in C 日記4 おジャ魔女カーニバル!! (アニメ「おジャ魔女どれみ」OP)

今日はおジャ魔女カーニバルの主題歌、おジャ魔女カーニバル!!のコード進行(元々のキーはEbメジャー)を、Cメジャーに直して考えていきます。

まずはコード進行:

<イントロ>
G

C | Am | FM7 | G6 
C | Am | FM7 | Gaug

<Aメロ> 
C      |  C      | Am7    | Am7
Dm7 | Dm7  | G         | G

<Bメロ>
C      | Caug  | C6      | C7
Dm7 | G        | C        |C

<Cメロ>
Am7     | Am7    | C        | C  
Am7     | Am7    | C        | C  
Dm7     | Dm7    | Esus4 | E

 <サビ>
Am7    | Dm7    |G      |C  Dm7  E7   
Am7    | Dm7    |E7     |Am7 E7   Am7       くりかえし

<間奏>
C            | Am7       | F         |  F/G   E/F#  
Eb/F  | Eb/F  | BbM7   | BbM7  
Eb/F  | Eb/F  | BbM7   | BbM7  
C           | Am7        |F          | Gaug


++++++++++

<イントロ>
G

C | Am | FM7 | G6 
C | Am | FM7 | Gaug

CからFM7までは普通の進行、
G6も、Gにおける6の音、つまりソラシドレミのミ、が入っているだけで、
進行的にはC Am FM7 Gという、至ってシンプルな感じです。

でも、これ自分で弾いてみるとよくわかりますが、

C      : C E G
Am   : A C E
FM7 :  F A C E
G6   : G B D E

と言うわけで、ずーっとEの音がなってます。

これは繰り返しの間もずっとなってて、
それがイントロの一番最後に

Gaug : G B D#

が鳴ることによって、ついにEが半音下がってD#になります。
これいいですね。。

多分、G6というコードを使おう、って発想じゃなくて、
ずっとミの音を鳴らしておこう、って発想で、Gが来た時にミを足してG6になった、
って感じなのかな?

ピアノで一人で弾いてるなら、右手の小指はずっと高いミを弾いてて、
最後半音下がる。。とか。

ギターがいるなら、ピアノは中音域で普通にテンションなしのコードひいて、
ギターが単音で高いミをテテッテテッって引き続けるとか
色々アイデアが膨らみますね。

Gのコードは、4和音にしたらG7であり、元々不安定なコードです。
このコードは不安定であるが故に、結構いろんな変な音混ぜても大丈夫なイメージがあります。Gaugもその一例で、これが鳴ったら普通は次、トニックの和音Cに戻るんじゃないかと思います。

<Aメロ> ここは王道1625です。
C      |  C      | Am7    | Am7
Dm7 | Dm7  | G         | G

<Bメロ>
C      | Caug  | C6      | C7
Dm7 | G        | C        |C

この最初の進行たまりませんね。。コード名は難しいですが、
CのコードのCとEはそのままにして、Gだけが、

G#になる:Caug
Aになる :C6
Bbになる:C7

と、半音上がっていくだけです。
そんで251。

<Cメロ>
Am7     | Am7    | C        | C  
Am7     | Am7    | C        | C  
Dm7     | Dm7    | Esus4 | E

このDm7からEsus4からのE、エモいですね・・
Eは普通にE7でもいいですね。。 おジャ魔女展開と呼ぶことにします。
ここでE7になったら、次は四度進行でAmからのサビです。サビなのにちょっと悲しい感じで始まるのが憎いですね。

 <サビ>
Am7    | Dm7    |G      |C  Dm7  E7   
Am7    | Dm7    |E7     |Am7 E7   Am7       くりかえし

Amから始まるので悲しい感じですが、
展開は6251なので、1625を6から始めてるって考えても良さそうです。
C Dm7 E7は、先ほどのおジャ魔女展開とほとんど一緒ですね。そこからAmに戻る。
サビの最後のAm7 E7 Am7は、Am7を1とした時(つまりAマイナーキー)に151のパターンですね。どうやらやっぱりサビはAマイナーキーに移ったと考えた方がいいのかな。。

<アウトロ>
Am  E/A  Am
Am  E/A  Am

++++++++++++++++++++++


アニメop版は上で終わりですが、
フルバージョンの間奏がカッコ良かったので、追記。

C            | Am7       | F         |  F/G   E/F#  
Eb/F  | Eb/F  | BbM7   | BbM7  
Eb/F  | Eb/F  | BbM7   | BbM7  
C           | Am7        |F          | Gaug

転調ってやつですね。。
1行目、FからF/Gに行ったときの響きはすごい不安定です。
F/Gはピアノで言うと左手G、右手Fなわけですが、 これってG11の一部と考えられるので、不安定さにも納得です。

さて、この不安定なF/Gを、全部半音下げて E/F#, さらに全部半音下げてEb/Fまでいきます。
これを、Bbメジャーキーに転調したと考えたときのIV/Vと考えて、

Eb/FからBbM7 (Bbメジャーの IV/V から I って流れ)

んで、BbM7からCは割と自然に繋がるので、
Cのキーに戻ってAm...と繋がるってことっぽいです。 




2020年12月15日火曜日

コード進行in C 日記3 いとしのエリー サザンオールスターズ

元々のキーはDメジャーです。
1音落としてCメジャーに直します。 

<イントロ> 
C | D7 | F C | Dm7/G G7 |

 <Aメロ> 
C | Em | C7 | F 
Dm7 G7| C D7 | F G7 | C (2回目 C A7) 

<サビ> 
Dm7 G | Em7 Am | *2 
F G7 | Em7 A7 | 
F G7 | C D7 | 
F G7 | C 

++++++++++++ 

イントロは2小節目のD 7がいいですね! 
CからD7の流れは、優しさに包まれたならのAメロと似てます。 そしてD7からFはつながりやすいですね。 
D7 : D F# A C 
F : F A C 
構成音を見るとわかりやすいです。ルート以外の音を見てみると、F#からFに半音落ちただけです。 

Aメロ
CからEmいってC7からF
これ、ビートルズのSomethingのAメロ冒頭に似てますね!
Something は、今ちょっと調べてみたら

C Cmaj7 C7 F

になってました。
よく考えてみたら

Cmaj7 : C E G B
Em    : E G B
なので、ルートは違うけどほとんど同じですね。この流れでは、C B  Bbと、
コードの最高音が下がっていくのがポイントの様です。


サビ
コード番号で言うと2536の展開ですね。 この三番、Em7は、キーの中の役割で言うと一番と同じでトニックなので(ベース練習日記20 調ってなんだ? 3 参照)、 2516とほとんど同じ進行。 

そしてこれ、並び替えると有名な1625ですね。 1625を並び替えて、1を3mに置き換えたわけです。 

んで F から G7、またEm7から、A7がまたいいですね。 
サビの最初のフレーズ最後のコードがAmですし、なんならここもAm7でも繋がると思うけど。 そして最後、CからD7からFの流れはイントロと同じですね。オシャレ。。

2020年12月10日木曜日

コード進行In C 日記2 やさしさに包まれたなら 荒井由美

 今日は荒井由美のやさしさに包まれたならを題材にします!


Aメロ

C               | D              |Bm7     Em7  | Am             |

F FMaj7/E  | Dm7        (1  |G7sus4         | G7sus4

                                  (2  | G7sus4         | Em7    E7  


まずはCから入ってD、これはDmの代わりって感じでしょうか。オシャレですね。

そこからBm7。このBm7いいですよね。。

D      = D F A

Bm7 = B D F A

なので、実はベースが変わっただけってのがミソですかね。

そこからは四度進行で、Amまで。Amで一回落ち着いた感じがあります。


Fからはベースが下がっていってDm7からG7sus4そしてCに戻るのは正統派251でしょうか。


2回目のEm7からE7はいいですねー。E7から次、サビではAmに繋がるので、

キーがCメジャーというよりは Aマイナーのちょっと寂しい感じになる気がします。


サビ

Am             | F              | 繰り返し

F                | Dm           |Em            | Am

F        Am/E| Dm           | G7sus4


サビではFからAm/Eの進行が目を引きますが、

これ、Fのルート音をEに変えただけですね。F/EにしちゃうとEとFで半音でぶつかるので、

右手のFの音もEに変える必要があり、そうするとFが鳴ってないので、

F/EというよりはAm/Eと呼ぶ感じがいいかなと思います。

コード進行in C日記

 コード進行In C 日記1 Love Love Love / Dreams Come True

コード進行In C 日記2 やさしさに包まれたなら 荒井由美

コード進行in C 日記3 いとしのエリー サザンオールスターズ

コード進行in C 日記4 おジャ魔女カーニバル!! (アニメ「おジャ魔女どれみ」OP)

コード進行in C 日記5 陰りゆく部屋 荒井由美

コード進行in C 日記6 ひこうき雲 荒井由美

コード進行in C 日記7 Make You Happy NiziU

コード進行in C 日記8 接吻 Original Love

コード進行in C 日記9 愛について スガシカオ

コード進行in C 日記10 歌うたいのバラッド 斉藤和義

コード進行in C 日記11 First Love  宇多田ヒカル


2020年12月9日水曜日

コード進行In C 日記1 Love Love Love / Dreams Come True

このブログシリーズでは、好きな曲や、その辺で拾ったコード進行を、

全てキーCメジャーかAマイナーに直し、僕に理解ができた範囲で分析したものをご紹介していきます。

間違っていたり分析が甘いこともあるかと思いますがご愛敬。続けていくうちに難しいことにも触れていける様になればいいなと思います。


基本的にはピアノで音を鳴らしながら考えているので、もし良ければ皆さんも音を出しながらやってみてください。

このシリーズで出てくるコードは全部キーCで考えてます。つまり、

例えばAmといったらVImと同義です。


第一回目はDreams Come TrueのLove Love Loveです。


Aメロ

C         CM7/B |  C7/Bb   A7 | Dm    DmM7/C# | Dm7/C     E7 |

Am AmM7/G# |   Am7/G D7  | FM7  G7            | C       CM7/B|

F/A     G7/B    |


ベースが下がっていく進行っていいですよね。

最初の2小節、高い音の和音Cはそのままで、ベース音が C B Bb A と下がっていきます。

ベース音が下がっていくから上の和音も CからCM7..と変わっていきますが、

CからC7/Bbまではベースが下がっていくだけで上は同じと考えて良さそうです。

A7は、実はC7/Bbから音がそんなに変わってないんですよね。


C7/Bb = Bb      C E G 

A7       = A        C# E G

なので右手はCをC#に変えるだけで良い。


A7から次のDmはセブンスから四度上のマイナーコードに解決してる感じなので、自然です。


で、ここからまたベースが下がっていって、E7に繋がる。

このE7はよくわかりませんが、よく出てきますね。Am7かFに繋がることが多いらしいです。この曲でもAmにつながってます。E7からAmはまたしても四度上にセブンスコードが解決してるので、自然です。

で、またまたベース下がるパターンでAm7いってから四度上のD7、これもよく出てくるそうで、FかGにいくことが多いそうです。ここではFにいってますね。D7からFM7の流れ、たまりませんね。。


展開部(ふたりー、のところ)

FM7    |     Em7     |      Ab     |    G7sus4  G7    |


まずこの展開部、Aメロが忙しなくコード展開してたのと変わって、

1小節に1コードになることによって時が止まったかの様な感じですね。


んでこのAbです。多分Amの変わりなのかな。。?

僕は今後これをドリカムAbと呼びます。

全く出てこないコードというわけでもないそうで、

AbからBbいってCに戻ったり、

AbからGにいくのが多いみたいです。このパターンではGにつながってますね。


今後Amを見かけたらかたっぱしからドリカムAbに変えて、GやBbにいけるか試してみたいと思います。



2017年10月10日火曜日

ベース練習日記78 セブンスコードで使えるスケール3 オルタードスケール

セブンスコードに使えるスケールシリーズ、
前回のリディアンb7に引き続き、

今回は遂にオルタードスケールです!

オルタードスケールのフレーズはもうほんとなんかジャズっぽい感じで、
ついにここまで来たかと、わたくし割とほんとうによろこんでおります。


さて


しかし、オルタードフレーズはホント

今までのスケールと全然違います。



違いすぎて、覚えるのがむずかしい。
なのでいろんな人がいろんな覚え方を提示しています。


曰く、


メジャースケールから、ルート以外全部半音下げる

とか、

ルートの半音上のメロディックマイナースケールと同じ

とか、

裏コードのリディアンb7と同じ


とか。


でもこれらの覚え方は、個人的にはあんまり好きじゃないです。
例えばルートの半音上のメロディックマイナーと同じ、と覚えて、

G7だ。。Gオルタード弾きたいからG#のメロディックマイナー弾こう

と思っても、

G#をルートにしてそこからのスケールを想定すると、
じゃあG#メロディックマイナーで6度の音弾くとして、これいま自分はG7のコードに対して何度の音弾いてるのか? とか、

いま鳴ってるコードに対して自分が出してる音が何度なのかを理解するのが難しくなっちゃいます。もちろんこれはこれで、それが出来るようにに練習していけば気にならなくなるのかもしれないですが、

そこでやること増えちゃうのであれば、たとえ最初に頑張ってオルタードスケールをオルタードスケールとして覚えなくてよくなったとしても、差し引き変わらないんじゃ。。

と思うわけです。だったら最初大変でも、弾いてる時簡単なほうがいいのではと。



つーわけで、僕は今までと同じく、
オルタードスケールの音程を確認して、指板の形を覚えることにします。
愚直で何がわるい。わたしは政治家ではないのです。



そんなオルタードスケールですが、

英語で書くとaltered scaleです。
alterは変えるとかそんな意味なので、変えられたスケールってことです。
altってボタン、パソコンのキーボードについてますよね。最近の若い人はスマホとかタブレットしか使わないからパソコンのキーボードあんまり知らないらしいですね。


じゃあなにを変えたのかっていうと、
セブンスコードの元々のスケール、ミクソリディアンのテンションを変えたってことのようです。

ミクソリディアンのテンション、M2,P4,M6度(かっこよく言うとM9th,P11th、M13th)を全部変化させちゃいます。


しかも変化の方法が、

M2 → m2と+2
P4 → +4
M6 → m6


と、こうなります。


そしてですね、

ミクソリディアンのP5の音、こいつが消えます。
消えるんです。あんなに便利だった我々べーシストの味方、P5の音がいなくなるんです。


悲しいですが、まあそういうものなので、気を取り直して、
以上の変化を加えるとどうなるかみてみましょう。


R m2 +2 M3 +4 m6 m7


どうです、嫌になったでしょう。

わかりやすくCオルタードを考えてみましょう。


C Db D# E F# Ab Bb


あんまり分かりやすくならないっていうwwww



しかししょうがないんです、もうこうなったら指板の形を覚えてしまいましょう、
それしかない。

例によってルートはCでいきます。
想定されるコードはC7ですね。


人差し指ルート型





あんなに万能だった人差し指ルート型がこのザマですよ。。
んで、さっきP5が消えるって話をしましたが、まあ、消えたので、
4和音を想定してるのに、コードトーン(赤とオレンジ)が3つしかありません。
テンション(緑)が4つあります。すごい。。


小指ルート型(というか薬指ルート型)






今までの小指ルート型の考え方(低いルートを小指)だと、
m2と+4がおさえづらいので、低いルートを薬指にすると、
これは割といけますね、上のルートだけピョンってなってる以外は使いやすそう。


三角形型





こいつはあんまりですね。。m7がどうやっても変な場所に。。



とまあ、あんまり便利な形がないんですが、
とりあえず薬指ルート型が一番マシなので、これを基本に覚えるといいかもしれません。



さて、じゃあオルタードはどんなセブンスコードに使えるかというと、

1。メジャーキーでもマイナーキーでも、ドミナントモーションするセブンスコード
2。セカンダリードミナントであるセブンスコード
3。マイナーキーのII7


っつーわけで、裏コード以外はほぼカバーしてくれますね!
裏コードはとりあえずリディアンb7でしたし、メジャーキーでのII7もリディアンb7でしたから、

とりあえずオルタードとリディアンb7だけ分かっとけば、セブンスコードは怖くないってことですね!




と、ここまででとりあえず一通りオルタードスケールについては見てこれたのですが、


練習日記76でも書いたとおり、そしてオルタードは特に、
適当に弾いてもなんだかよくわからなくなりがちです。

そして、今日見てきたとおり、セブンスコードでの汎用性がとっても高いです。



なので、スケールの練習としては、今までのスケールの練習と同じく、

2オクターブで上下 とか
1-3,2-4みたいに度数とばして上下
コードトーンで1オクターブ上がってスケールで下がる


みたいに地道にやるとして、

もう一つ、


オルタードだろうなこれはっていうフレーズを、
教則本なり、好きな曲の耳コピなりで、すこしづつためていく作業も必要のようです。

まあそんなにたくさん無くても、ある程度手持ちがあれば、
それを自分なりに崩したりもできますしね。


オルタードのフレーズについてはいつか、いくつか紹介できればいいなと思いつつ、
今日はこの辺で。




2017年10月9日月曜日

ベース練習日記77 セブンスコードで使えるスケール2 リディアンb7

さあーーーーー

ついにセブンスコードで使えるスケールを具体的にみていきます。

今日は割と簡単な上に使いどころの多い、リディアンb7スケールです。
リディアンドミナントスケール、リディアンセブンススケールとも呼ばれます。


名前が長いほうが、言ったときかっこいいので、僕はリディアンふらっとセブンと呼ぶことにします!


名前を見たらなんとなく想像がつく感じですが、
このスケールは単純に、



リディアンスケールの7度を半音下げたスケールです。



リディアンスケールちょっと忘れちゃったよという困ったちゃんはこちらの過去記事を見てください。






見てくれましたか?






そう、まずリディアンスケールは、


R M2 M3 +4 P5 M6 M7 


でしたね!



この7度を半音下げたら今日やるリディアンb7ですから、




リディアンb7の音程は:



R M2 M3 +4 P5 M6 m7



になります!




で、アボイドはありません!



音程を確認したら指板の形ですね(なつかしい)!



例によってCをルートにして考えます。
Cリディアンb7スケールですね!これ結構出てくるみたい(理由は後ほど)なのでわりと実践的かも!



人差し指ルート型






リディアンb5は、ミクソリディアンの4度を半音上げたものでもあるわけですが、
リディアンもミクソリディアンも人差し指ルート型がすごく使いやすかったです。
リディアンb5も同じく、人差し指ルート型がハマりますね。


三角形型





三角形には見えないですよといわれそうなので三角形を入れてみました笑
確かにスケール全部をみたら三角形には見えないですが、
なにが三角形かというと、基本になるR,3度、5度のトライアドが三角形なんです。
スケール覚えるときはトライアドの形覚えてそこにテンションを入れるって考え方をすると覚えやすいのでご参考まで!

まあでも三角形型、リディアンb7にはあんまりハマんないですね。M6とm7の位置が微妙。


小指ルート型





これはもう、+4の音の位置が嫌すぎますね。
リディアンb7スケールの特徴はどう考えても+4とm7にあるわけで、
その+4が弾きにくいとかほんと使えない笑

でも、便利だからって人差し指ルート型しか覚えてなかったりすると、
コード進行についていけなくてロストする原因になりますから、
これについてもしっかり練習したほうがいいように思います。



さて、今までだったら音程と指板の形をみたらスケール紹介は一旦終わってたんですが、

このスケールが、どのセブンスコードで使えるか


についてもまとめておきます。
まずバーっとかいちゃいます。

1。ダブルドミナントとして出てくる各種セブンス
2。裏コードとして出てくる各種セブンス
3。メジャーキーで出てくるサブドミナントマイナーの bVII7
4。メジャーキーで出てくる  II7 
5。メジャー、マイナー251での V7


全部じゃん!

って感じですね笑

ただ、251でのV7に対して使われることはあんまり無いみたいです。
ドミナントモーション中のセブンスコード(同じセブンスコードですが、このとき特にドミナントセブンスと呼ぶ)については、どのスケール使ってもいいっちゃいいんでしょうから、敢えて覚える必要もないのかなとも思います。


で、だとするとですね


1-4番は、1番以外、基本ドミナントモーションしないセブンスコードです。


裏コードだったら例えば、

G7 C△7 を  Db7 C△7に変えて、このDb7がG7の裏コードですが、

Db7からC△7は、もともとドミナントモーションしてた場所だし、裏コードはそもそも、コード変えてもドミナントモーションっぽい動き出来るよ、って話ではあったけど、でも正確にはドミナントモーションじゃないですよね。
ドミナントモーションならルートは4度上に行くわけですから。

*補足
ちなみに、Db7のリディアンb7は、その裏コード、G7のオルタードスケールと同じ構成音になるそうです。面白いですね!



3番とか4番についても、例えばbVII7から、
それをV7と見たときの仮のI7に動くときはもちろんドミナントモーションですけど(そういう時は、そのコードをbVII7とは呼ばず、V7と考えます)
他のコードに行くことがほとんどのようです。II7についても同様。


つまり、

基本リディアンb7を使うのは、



ダブルドミナントの7コード

ドミナントモーションしない7コード



このどっちかって覚えるといいようです!

わりと覚えやすいですよね!

あ、ダブルドミナントだ。リディアンb7だ。
あ、このセブンスコード、ドミナントモーションしない。リディアンb7だ。

となるわけですね!簡単!


っつーわけで次回はどれにしようかな。。。オルタードスケール行っちゃいましょうか!









2017年10月6日金曜日

ベース練習日記76 セブンスコードで使えるスケールについて1 はじめに 


ジャズのアドリブソロの、ジャズっぽい瞬間、
セブンスコードが鳴ってることがおおいらしいんです。


*今までこの日記では、G7とかのコードをドミナントセブンスコードと呼んできましたが、このコード、通常は単にセブンスと呼んで、ドミナントモーションするときだけドミナントセブンスと呼んだほうがこれから色々便利なため、今後呼び方をセブンスコードに変えます。


でもべつにセブンスコード自体はジャズじゃなくたって良く出てくるし、
なんであんなジャズっぽくなるのかな?

と思って、ちょっと調べてみると、すぐ、
なんか変な名前のスケールの存在に気づきます。オルタードとか。


で音程調べてちょっと弾いてみるんだけど、
あってるんだか合ってないんだか、どうやったらかっこよくなるのか、
なにがなにやら良く分かんない感じで、諦めてしまうという。


でもそのままじゃ先進まないので、

ついにこれから、
セブンスコードで使えるスケールについて見て行きたいとおもいます。


で、さっそく具体的に入って行きたいところではあるんですけど、


まずですね、なにしろセブンスコードで使えるスケールってなにしろたくさんあります。



ミクソリディアン

リディアンb7

オルタード

Hmp5↓

コンディミ

ホールトーン



ね。たくさんある上に難しそうですよね。名前。



メジャーキーでV7だったら(ドミナントとして使われるセブンスコード、つまりドミナントセブンスコードだったら)ミクソリディアンを使うと調性から外れないわけですが、
一方オルタードとかコンディミとかには、その時の調には無い音(そういうの、オルタードテンションって言うんでしたよね)がたくさん入ってます。


それがあのジャズっぽさを生んでるみたいです。


でもなんでそんなことできるのか。


そもそもセブンスコードはそれ自体、響きが不安定です。


んで、Iコードに行きたがる性格だってのも以前見てきました。




で、


だったらセブンスコードが鳴ってるときは、わりといろんな音出しちゃっても大丈夫なんじゃね?


ということらしいです。



たとえばG7-C△7の流れで、

G#の音は、Cメジャーのキーには無い音ですけど、

G7の時に、とくにその小節の最後にG#が鳴ってても、
次C△7のGに半音でつながるし、解決感出ていいんじゃね?

みたいな感じです。



なので、セブンスのコードが、ドミナントモーションするとき、特に自由度が広がるみたいです。変なテンションの音を使って緊張感を出したいだけ出しといて、Iコードに解決したときのすっきり感も増える、みたいな。


というわけで、オルタードとかコンディミとかのスケールを使うときは、
次のコードに向けてどういうふうに解決の流れを作って行くのかってのが結構大事になるみたいです。



一方、極端な話、
ドミナントモーションするかは置いといて、
セブンスコード自体が不安定なんだし、つぎどんなコードに繋がるにせよ結構どのスケールでも大丈夫ですよ、あとはご自分の感性でどうぞ、みたいなことを言ってる人もいるみたいです。


しかしですね、


自由にやっていいよって言われると逆に困っちゃいますよね。
自由にやろうとして何やっていいかわかんないからこうやって勉強してるわけだし。

というわけで、同じセブンスコードでも、それがどんな役割を持って使われてるのか(あるコードに対してどのスケールを使うか考えてるときに、そもそもそのコードはどんな役割を持ってるのか。トニックなのかドミナントなのか、などなど)によって、まず選ぶべきスケールが分かるようになる作業がやっぱり必要になってくるのではと(あくまで僕にとってはですけど)思うのです。


なのでまずこれから何回かにわたって、セブンスコードで使えるスケールを
一つ一つ見て行って、最後はいくつかのグループに分けてみる試みをしてみようと思います。


実際これらのスケールは、正直ほかのスケールより難しく感じます。


まずスケールを覚えるの自体ちょっと手間かかるし、

しかも、スケールだけ覚えてもそれっぽく弾くのがまた難しいんですよね。。
適当にスケール内の音ぽーんって出してみても、ただ間違ったようにしか聴こえなかったりとか。


なので、これらスケールを勉強しようって思う方は、
以下のような順番を踏むとよさそうな気がします。


1 まずはそれぞれのスケールの音程と指板の形を覚える。
2 そのスケールは、どんな文脈でセブンスコードが出てきたときに使えるのかを考える
3 その後、細かいことを敢えて少し忘れて、オルタード的フレーズ、コンディミ的フレーズ、みたいにいろんなフレーズを覚えて、それをそのままなり、崩してなり、使えるようになることを目指す


ま、なにはともあれスケール覚えないとね!
ということで、次回リディアンb7に続く!


2017年10月5日木曜日

英語動画紹介08 : 6 Hacks for Better Bass Lines | Hack Music Theory




今日は久しぶりに、英語動画紹介をしてみます。

より良いベースラインのための6つの方法、みたいなタイトルです。
最近Hackって単語流行ってますよね。近道みたいな、コツみたいな、そんな意味みたいですかね。

さて、どうやったらありきたりのベースラインから脱却できるか、ってことで、
次の6つのアイデアを紹介しています。



大事なのは次の6つ:

1 強い音程
2 モチーフ
3 シンコペーション
4 ルート以外の音
5 オクターブ
6 休符



まず1:20から、題材となる曲のコード進行の説明です。

キーはAマイナー。

コード進行は

Am F/A Am C/G G Gsus4

ですが、オンコードは転回系なので、
無視して番号で言うと、

I   bVI  I  bIII  bVII  bVIIsus4

これをまずルート弾きしたものを2:45あたりでまず聴きます。
んでこれはつまんないよねとディスります笑
この先生絶対飲んだら楽しいタイプ。。



2:54から、1 強い音程 について

完全4度、完全5度の進行はベースでそのままルート弾くとつまらなくなるそうです。
これを、動画では”弱い”と言ってます。

なので、コードが完全4度、完全5度で進行しているところは、
コードの間に別の音を入れることによって面白くしましょう、というアイデアです。

んでコードとコードの音程を見て行きます。

Am-F と
F-Am と
Am-C は完全4でも完全5でもないのでそのまま、

でもC-Gのところは完全5度なので、ここを変えます。
3:45くらいから。
CとGの間に、コードCの長3度であるEを入れます。

こうすると、C-E もE-Gも完全4でも完全5でもないからいいでしょってことですね。

4:13から。忘れられがちだけど、コードをループするときは最後のコードから最初のコードに戻る進行もチェックしてね、と言ってます。

ですがこの場合G-Aは完全4でも完全5でもないので大丈夫ですね。
これで、ベースラインが完全4、完全5で動くところはなくなりました。
4:23から、いまのラインを聴いてみます。



4:31から、2 モチーフ について

モチーフというのは、とっても短いリフというか、旋律の形みたいなものです。
モチーフの考え方を取り入れることによって、覚えやすいラインになります。

先ほど完全5度のところにEを入れましたが、
CからEにあがりましたね。で、Gに下がりました。

あがって下がる、というのをモチーフと考えて、
このモチーフを他のコードでも使うってことですね。

5:05から、コードGの最後に、E(長6度上)を入れ、
その直後Cに戻ります。これはGの完全4度ですね。
ここはGsus4のコードなので、コードトーンを入れてるってことです。

ここでもあがって下がったわけです。同じモチーフを使ったってわけですね。

で最後の音を高いAにします。これはGサス4の長2度の音で、テンションですが、
その後最初に戻るとコードがAmなので、そのルートを先取りしてますね。

モチーフを組み合わせて、あがって下がってあがるってパターンを作ったってことですね。

5:35から、いま出来たものを聴いてみます。
モチーフ(上下する)の考え方どおり、最後の方がウネウネしてますね。


5:43から、3 シンコペーション について


オフビートを強調するシンコペーションをいれよう、のコードです。
ステップ2でモチーフを入れたとき、進行の最後のほうでオフビートを強調するシンコペーションがすでに入ってますが、もっと入れよう、ってことです。

最初のAmのコード、ルートを1.5拍延ばしてるところを、
半分にわけます。(6:20くらい)
16分3つずつになりますが、16分のオフビートはスリリングよ、と仰ってます。

同じことをCでもやります。
1.5拍伸びる音を半分にするっていうモチーフがここでもできたね、イェーイとか言ってます。


6:48から、4 ルート以外の音 について


ここまでやってきたけど、まだルートばっかりよね、
ルートはコードの基礎だから大事だけど、予想しやすいしつまらないわ、と仰ってます。
どんだけ危険なのがすきなんでしょうか。


いままで触ってないFのコードをちょっといじってみましょう。
っつって、普通に長3度入れます。Fの長3度だからAですね。

で、同じ事を次のAmでもやりますが、Amなんで短3度、Cです。

まーとりあえずルート以外を弾こうと思ったらコードトーン弾きゃまちがいないな、ってことですね。


8:07から、5 オクターブ について


オクターブはベースの必殺技らしいです。

これも4度とか5度と同じ完全音程なので、メロディーで使うとつまんないし跳躍が大きくてやりにくいわであんまり良いこと無いけど、

弾くの難しくもなく、もともとルートを弾くことが求められるベースでやればピッタシだわ、みたいな説明がされます。

さっきAmとCでシンコペーションつかいましたが、
その後半をオクターブあげます。9:07くらいです。

ついでにFの最後も高いFにしちゃいます。

9:17くらいから試しに聴いてみます。
なんかやりすぎな気もしますが。。


9:26から、6 休符 について


休符を気持ちいいところに入れると、フレーズに区切りが生まれ、
他の楽器もやりやすくなって、次のコードを強調する効果もあり、
かなり良い感じよ、といいます。

といって、真ん中のAmの最後に16分で休符を入れてます。





という感じで、如何だったでしょうか。
最後にできたベースラインが好みかどうかは置いておいて、

でも考え方自体を覚えておけば、これからなにかの曲をコピーするときに自分なりのラインをつくるヒントになるんじゃないかと思います。

ご参考まで!

2017年10月4日水曜日

ベース練習日記75 裏コードとはなにか

はい、この辺でちょっとまた、音楽理論について一歩進めたいと思います。

ジャズのジャズらしいところでもある、ドミナント7コードでのスケール選びについてやっていきたいのですが、その前に、そしてそれに関連して、裏コードってやつを見てみたいと思います。


裏コード


なんともカッコいい響きですが、実はわりと簡単で、


ドミナント7の代理コードのことです。


何の裏か。
これも簡単で、サークルオブフィフスでの裏です。























たとえば、G7というコード。
これの裏コードは、Gの裏側にあるDbのドミナントセブン、Db7です。


Dm7 G7 C△7 という251があったとして、 これを、

Dm7 Db7 C△7 に変えられるってことです。



同様に例えばF7の裏コードはB7です。
サークルオブフィフルを覚えてれば一発ですね。

他の覚え方としては、

硬派に、減5度上と覚えるとか(Gの減5度上はDbですよね)
解決先の半音上と覚えるとか(ドミナントモーションはP4度上への進行ですから、その半音上は減5度ですね)

お好きな方法でいいと思いますが、

僕は楽譜とにらめっこするとき、サークルオブフィフスを隣においておいて、

変なコードが出てきたら、
これダイアトニックでもサブドミマイナーでもサブドミでもないな。。
裏コードかな。。
と。サークルオブフィフスを見て判断してます。

Db7。。なんだこれ。。。裏はG7か。。あーG7の裏コードだわ。。みたいな。




で、何でこんなことできるかというと、
ドミナント7コードの特徴であり、キモである、トライトーンの音を、その代理コードもそのまま持ってるからだそうです。


G7: G B D F

これのBとFの音程が減5度で、こいつらが不安定さの源でしたよね。
で、じゃあDb7はどうかというと、

Db7:Db F Ab B


ね、BとF入ってます。


しかも、G7からC△7への進行を
Db7からC△7に変えたとすると、

BとFはおんなじ
で、DbもAbも、次のC△7の構成音に半音で繋がります。
だから解決感の演出もOKってことみたいです。



今のところはとりあえず、そんな代理のやり方があるのね、
って感じで覚えておけば大丈夫ですが、ここで一つ耳寄りな情報。




G7 C△7の進行で、ソロを弾くとします。


キーの中で演奏するのであれば、当然、
Gミクソリディアン Cイオニアン
になりますが、


このG7の時、自分だけ、自分だけですよ、


裏コードのDb7が鳴ってると勝手に解釈して、Dbミクソリディアンを弾く、


という技があるようです。


これだったら、オルタードとかホールトーンとかよくわからんスケールをまだ知らない我々にもできますよね。

CのキーでDbミクソリディアンですから、キーから外れた音をバンバン使えるわけです。なんかかっこいい。

まああの、DbミクソリディアンにはAb=G#とGbの音が入ってて、
元々のG7のルートと結構厳しい響きになっちゃうこともありそうですし、
もちろんこの考え方でかっこいいフレーズが作れるかどうかはまた別の問題ですけど、
知っておくと得な気がするので、ご紹介まで。。笑




コード進行in C 日記11 First Love  宇多田ヒカル

今日は宇多田ヒカルのFirst Loveのコード進行を、 Cメジャーキーに直して考えてみます。元々のキーはGメジャーです。 <イントロ> C       | G/B     |  Am    |  C/G    |  FM7   | Dm7/G  | C  F/C  ...