2017年7月7日金曜日

練習日記48 モードの形 リディアンスケール


今日はメジャースケールの第4モード、
リディアンスケールについて見ていきます。

いつもと同じように、リディアンスケールの音程と、指板の形をみていきましょう。

まずおさらいですが、

↓の図をみても分かるとおり、
Cメジャーのキーであれば、
CメジャースケールをFから始めたスケール、

FGABCDE 

が、Fリディアンスケールとなります。















このスケールの、ルートから各音までの音程をみてみると、
このようになります。







フリジアンのときは短音程ばっかりで、この先どうなるのかと思いましたが、
うって変わってリディアンはほとんどメジャースケールと一緒で、

4度の音だけ#する(増4度)

ということで、覚えやすいですね。


そして、リディアンスケールにはなんと、アボイドがありません。
2度も4度も6度も、テンションとして使えるってことになります。


で、ですね


リディアンはこのようにイオニアンととっても似てるわけですが、

イオニアンのアボイドってどれだったか覚えてますか?






そう、4度です。




ということは、


イオニアンにおいて、アボイドである4度を、半音#したスケールが、
リディアンだっていう言い方もできるわけです。


一方、リディアンにはアボイドがありませんので、
例えばF△7が鳴ってるときには、Fリディアンの音はどれ鳴らしても
響き的にOKってことでしたよね。


なので、

たとえばCメジャーキーの曲の途中とかで、

C△7一発で4小節、ソロ取ろうぜーみたいな話になったとき。

Cリディアンスケールをつかっても、結構いけたりするそうです。


CメジャーキーでCリディアンは、F#の音がキー以外ではありますが、
C△7というコードと、F#の音は相性がいいですからね。


また、その曲のダイアトニックコードではない△7が出てきたら、
とりあえずリディアンを使ってみるのがおススメということのようでもあります。
*ちょっと細かいですが、ノンダイアトニックの△7が出てきたとき、
そのコードのP4の音が、元のキーに無い音だったら、リディアンがはまるっぽいです。逆にP4の音が元のキーにある音だったら、イオニアンのほうがよいかも知れないそうで。。 まあ弾いてみて合うほうを使えばいいんだと思いますが。



なんかこういう風に、キーの音以外を使えるようになるのっていいですよね。。
いよいよこう。。音を使えるようになって来たっていうか。、


っつーわけで、指板の形をみて行きましょう。

便利型







△型





小指ルート型





。。。とまあ、


あたりまえなんですがほとんどイオニアンと一緒なんですよね。。


△7で使える便利なヤツではあるので、
このスケールでカッコいいフレーズをいくつか覚えておくと便利かもしれません!


ということで、次回はミクソリディアンに行きます!


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