2017年5月4日木曜日

ベース練習日記 10 コードについて 1



指盤上での音の位置もなんとなく覚えて来たので

そろそろコードについて考えてみます。
コードって、無数にあって意味わからんみたいになりがちです。

でも、どうやら、基本となる4種類のコードをまず理解して、
あとはその4種類の変種を覚えていくと、覚えやすかったです。

で、じゃあその基本となる4種類のコードはどう作るかというと、



メジャースケールの音を、一つ置きに重ねる



これです。


ですので、ここでも、メジャースケール神をよりどころに
考えていく必要があります。

例によって分かりやすく、CDEFGABの、
Cメジャースケールで考えます。

ピアノでドから普通に白い鍵盤だけ上に上って行く、アレです。

ミとファ
シとド

の間にだけ黒鍵が入っていない、あれです。

(覚えてない方は日記04からをご覧ください)


で、


このどれかの音から始めて、一つ置きに音を重ねます。
組み合わせは以下の7通りです(コードの名前も書いておきます)

CEGB    (C△7 シーメジャーセブン)
DFAC    (Dm7 ディーマイナーセブン)
EGBD    (Em7 イーマイナーセブン)
FACE  (F△7 エフメジャーセブン)
GBDF (G7 ジーセブン)
ACEG (Am7 エーマイナーセブン)
BDFA (Bm7-5 ビーマイナーセブンフラットファイブまたの名をビーマイナーハーフディミニッシュ)

までですね。


こういう風に作られたコードを、

Cメジャースケールの、

ダイアトニックコード

といいますのでぜひ覚えておいて下さい。







お気づきかも知れませんが、
どの音から始めるかをとりあえず置いておくと、

コードの名前に4種類あることがわかります。

△7    メジャーセブンス
m7  マイナーセブンス
7   セブンス (ドミナントセブンスと呼ぶ人もいる)
m7-5  マイナーセブンスフラットファイブ


そして、かさねはじめる最初の音が、コード名の頭にくる

ということもわかります。

この最初の音のことをルートと呼びます。



長くなったので今回はこの辺で。

まとめると、

メジャースケールから一つおきに音を重ねるとコードの基本形ができる。
それらをダイアトニックコードとよぶ。
最初の音をルートと呼ぶ。
7つコードが出来るけど、種類としては4つである。

ということですね!


次回に続く!

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