2017年7月11日火曜日
ベース練習日記49 コードトーンを瞬時に思い浮かべる練習
コードトーンって死ぬほど大事なので、
見た瞬間に指板上のコードトーンが光って見える特殊体質になりたいわけですが(なりたいですよね?)、
そう上手く行かないのが人の世の常。
このまえ英語動画コーナーで紹介した、コードをアルペジオしまくる練習で、
コードの形を死ぬほど身につければ、
自分がコードトーンで弾くことだけを考えたらそれでもいいかもしれませんが、
我々は読む練習の徒でもあるわけですから、
たとえばコードだけじゃなくてメロディーも見て、
あるコードが鳴ってるとき、メロディーはどんなことやってるか
特に、コードトーン以外の音をメロディが鳴らしてるか 見たりとか、
コード進行をみて、例えばあーこれベースは半音ずつ下がる(若しくは下がる)ライン使えるなーって瞬時に分かったりとか
そういう人になりたいわけで。
それが分かるためには、やっぱりコードの形と、度数だけじゃなく、
コードトーンの音の名前も分かったほうが良いわけです。
敢えて一言で言うと、
コード見てコードトーンの名前がわかんないと不自由
ということです。
その時楽器が手もとにあれば、
コードの形を指板で確認して、
それぞれの音の名前を指板に教えてもらうという手もありますけどね。
でもいつも楽器が手元にあるわけじゃないし。
これ、どんな練習がいいか考えてみたんですけど、
なかなかパッと思いつかないんですよね。。
とりあえず、これからコード名を見るたびに、
コードトーンの名前を考えて、
いつか一瞬でどのコードもわかるようになる日が来るのを待つわけですが、
いちおう、コードトーンの名前の割り出し方をここに記します。
1.まず、Cメジャーキーのダイアトニックコードであれば、
一瞬でコードトーン名が分かるようにします。
F△7と言われた瞬間に、ふぁらどみ!
みたいに。まあ一個ずつ重ねるだけですしね。
ルートから各コードトーンの音程も、それぞれの種類でパっと分かる必要が有ります。
2.コード名が出てきたら、自分が知ってるCメジャーのダイアトニックコードと、
どこが違うかを考えます。
例えばFm7 と言われたら、
Fm7とF△7との違いは 3度の音程と7度の音程ですから、
F△7=ふぁらどみ のどこに#とかbがつくか考えて、
Fm7の場合、
ふぁ らb ど みb
って出てきますね。
3.補足。めんどくさいのは、ルートにbとか#が付いてるヤツですね。
Bb7 とか。
こういうときは、
しょうがないのでまず、ルートのbとか#を取って、
考えやすくします。今回の場合まず、 B7 を考えます。
よく知ってるBm7b5が シレファラ ですから、 B7は。。?
シ レ# ファ# ラ
になりますね。
で、Bb7はこれを全部半音下げたコードですから、
シb レ ファ ラb
となります。
4.補足2。ピアノの鍵盤が完璧に頭に入ってる人であれば、こんな面倒なことしなくても、
Bb7 と言われたら
Bb から長三度がレ、完全5度がファ、短7度がラb
とパッと出るはずですので、こっちのやり方でもいいですね。
必要な時間が同じであれば、頭の中でどう考えて様がいいんですけど、
まあこのやり方が王道なんだろうなーという気もします。
というわけで。
コードトーン名がすぐ出てくるようになると、
コード進行について考えるスピードが速く、簡単になるので、
曲のコード進行を覚えるのにも役に立ちますし、
ジャズに限らず、ベースラインを考えるのにもとっても便利ですので、
ヒマなときに適当にコード名を思い浮かべて、コードトーン名を当てるクイズを自分でやってみましょう!
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