コードを見た瞬間そのアルペジオが弾けるようになれば、
かなり強力な武器になる(っていうか出来ないと、コード見てその場で弾くってのは厳しい)わけですが、
とりあえずコードの形シリーズで見てきたような形であればすぐ弾けるようになったとして、
でもあれは1オクターブだけだし、全部ルートから始めるのを前提にしてます。
なので次のレベルに行こうと思ったら、
目標としては
2オクターブで
コードのR以外の音から
アルペジオが弾けるようになるってことだと思います。
これが出来たら、
手がどのポジションにあっても、
そしてポジション動かす時間が無いときでも、
コードチェンジに対応できるようになるし、
そのコードの中でオクターブをまたいだり、越えるような跳躍もできるようになって、
演奏の幅もひろがります。
ということで先生を探していたら、見つけました。
今回はJosh先生です。
やることは単純です。
△7とm7のコードを
ひたすら2オクターブでアルペジオを上下するだけです。
でも、この練習のイケテルところは、
Rからだけじゃなく、いろんな度数から始めるってところです。
度数でいうと、
1357 1357 1 って2オクターブ上がったら、
1753 1753 1 って元の音に戻ってきて、
次は3から始めます。
3571 3571 3
3175 3175 3
で、次は5から始める、という具合です。
3:17くらいから、E△7を例にゆっくりのテンポで弾いてくれます。
10:20くらいからは、Em7でやってくれます。
これ、あがって行くうちにそのうち高い音が足りなくなりますが、そしたら諦めて帰ってきましょう笑
どのタイミングで自分の楽器の音域を超えるかは、どのコードで始めたのかとか、
もし多弦の楽器を使ってるならそれにもよりますので、その辺は各自考える必要があります。
で、一つ注意事項です。
たとえば、G△7で練習しようと思ったとき、
この練習では、
最初ルートのGから始めるのではなく、
G△7のコードトーンのうち、
ベースで出せる一番低い音から始めます。
(この動画は練習してるコードがEなので、たまたまRから始めてます)
たとえばG△7の構成音は
G B D F# ですね。
*コードの構成音の名前は、パッと出る練習をした方がいいです。
いつか記事にしたいと思います。
なので、E弦2フレのF#(コードで7度の音)から始めます。
7135 7135 7。。 ってことですね。
便利型でやったらこんな感じですね:
僕はいま、P5からM7に同じ弦で移動する指板の距離がまだつかめてなくて、
次はM7だからF#だ。。と、音の名前でフレットを探して弾いているのですが、
P5からM7の距離はいつも同じなので、弾いてるうちに覚えちゃいたいなーと
思いながら弾いてます。
べつの形をつかってみたらこんな感じでしょうか。
三角型です。↓
三角型で考えてみると、
R→M3 と、 M5→M7の指板の距離が同じことがわかりました。
(ソラシ と レミファ# なので考えてみたら当たり前なのですが)
こんな感じで、指板を見て新しい発見があったりするかもですし、
いろんな形を組み合わせてやってみるのがいいと思います。
この、コードのR以外からアルペジオするのって、
慣れるまで結構大変だとおもいますが、
慣れてしまえば、コードの形が頭にしっかり入ったってことにもなりますし、
弾くと同時に歌う練習をすれば、たとえば上の例だったらM7の音に親しむこともできますので、やっぱりすごく効果的です。
最初はゆっくり、自分の知ってるコードの形を考えながら、
そして、今弾いてる度数を毎回確認しながら、試してみてください。
*youtubeに行って動画の説明欄を見ると、この動画でやってるエクササイズの楽譜とタブ譜に続くリンクがあります。一番上のリンクをクリックして、Joshさんのサイトに言ったら、Beastly Arpeggios 1 PDFというリンクを探してみてください。
でもタブ譜見てそれだけ追いかけてたら何の意味もないですからね!
ちゃんと今弾いてる度数はそのコードの何度なのかを考えながら弾くことと、
ルートを変えて他のコードでも出来るように練習することが大事です!
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