2017年6月19日月曜日
ベース練習日記35 ベースを弾いてるだけでは自由にベースを弾けるようにはならない話。ベースの練習を種類別に分けてみる
テクニックがすごい人っていますよね。
むずかしいことが出来たり、テンポとかリズム感がすごくよかったり、
フレーズの歌い方がすばらしかったり。
上手な演奏って、やっぱり気持ちいいなーって思います。
そういう風に弾くためにはやっぱり、
弾いて、
弾いて、
弾きまくるしかないでしょう。
フレーズの歌い方については、
いい演奏をたくさん聴く、ってのも大事になりそうですね。
でも、
多分ベースを弾いてるだけでは、
特に、耳コピにしろタブ譜にしろ、ただコピーしているだけでは、
コードを見たら自由にベースを弾けるようにはならない気がします。
(特別な才能がある人は違うかもですけど。)
コードを見て自由に弾けないのはダメなのかって言ったら、
もちろんそうじゃないんですけど、
僕の目標はコードを見たら自由にひけるようになることなので、
そのためにどんな練習をしたらいいか。
今日は、ベースの練習を種類に分けてみたいと思います。
今やってる練習は、なんの練習なのか?
練習の目的を考えるって大事だと思います。
自分がいつもやっている練習は、自分が目指すものに近づくために必要なものをバランスよくカバーしているか?ってのも考えないといけないですね。
そんなことを考えるヒントになれば嬉しいです。
練習の種類って考え出したらキリがないですし、
あんまり自信ないですけど、僕にいま思いつく限りでは、
大きく分けたら次の5つかな?と思います。
一個一個みていきます。
1)弾く練習
これはもう、当たり前ですね。弾きたいフレーズを見つけたり思いついたりしたって、実際弾けなかったら何にもなりません。音量や音色を揃えて弾ける、音量の変化を指で調整できる、指が動く、ミュートが上手い、音色がいい、特殊奏法ができるなどなど、弾く練習でやらなきゃいけないことはほんとにたくさんあります。僕はこの点ド素人ですので、このブログがこのポイントについては触れることはないと思いますが。。笑
2)タイムとリズムの練習
一定のテンポで弾けるとか、ノリのいい演奏をするためには、やっぱりこれが必要です。この分野にもカバーしなきゃいけないポイントがたくさんありそうです。でもとりあえず、弾く練習をするときにメトロノームとかを使って、つねに1番と2番を一緒に練習できるとよさそうですね。ドラムも好きな僕としては、ドラムの練習をベースにも応用できないかな?とか、ドラムにとって気持ちいいベースってどんなかな?とか考えることがあり、いつかまとまったら記事にできたらいいなと思います。
3)耳の練習
耳についてシリーズでも考えましたが、コードをみて自由に弾ける人は、自分が弾こうとする音について、イメージを持ってるはずです。あるコードが鳴ってるときに、あの感じの音!あの感じの音だしたい!って、まずは思えるようになること、そしてそれがどの音だか分かるようになることがやっぱり必要です。そう考えると、やっぱり聴く練習もしたほうが良さそうです。(これは曲を分析する練習じゃなくて、単純に音の「相対的な」高さとかキョリを感じ取る練習です。)
4)読む練習
コードを見てぱっと弾ける人は、コードを見たら色々分析をするみたいです。
その曲やその曲の各部分のキー、ルートやメロディーの流れ、ダイアトニックコードかどうか、各コードはどんな役割を持ってそこで鳴っているのか、そこではどのスケールを使えるかなどなど、、、。楽譜なりコード進行を見て分かるようになりたいところです。最終的には、コード譜を見たら、楽器を弾かなくても、曲の大体の流れが分かるようになることが目標になります。そしてこれには、聴く練習が必要にはなるものの、絶対音感は必要ないようです。
5)センス、引き出し
こんな風に弾きたい、って思えるようになったとして、それがカッコいいかどうか、そういうのはセンスの問題です。どんなフレーズをどんな風に弾くか、どんな音色がいいか、これを磨くにはやっぱりいい演奏を見たり聴いたりするのがいいんだろうとおもいます。
こんな感じですかね。
練習はなるべく効率よくしたいので、
一つの練習で上のうちいくつかを同時にカバーできると嬉しいですね。
1番と2番は常にセットにするとして、たとえばカッコいい曲を見つけて、コードの流れや、そこでベースがやってることを分析して、その中で気に入ったフレーズを練習して、とか。これが出来たら、外から見たらただ耳コピして弾いてるように見えても、自分がそこから得られるものは比べ物にならないくらい大きいと思います。
まあ、
とはいえ、
1番と5番はワキにおいといて笑、
このブログでは4番メイン、たまに2番と3番って感じで取り扱えたらと思います。
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1 件のコメント:
ベースだけではなく、他の楽器の人にも必要な情報があり、とても勉強になります。
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