2017年6月29日木曜日

ベース練習日記43 練習めんどくさい症候群の発症を抑えるために 


練習めんどくさい症候群
RMS: Renxu Mendoquepsy Syndrome


が発症すると、
もう大変です。


お医者さんにいって、


あのー、楽器の練習がめんどくさいんです。RMSだと思うんです。


って言ってみても、
まああの、お医者さんも人間ですから、




















へんな奴きた



って思われてしまいますし、
多分薬もくれません。くれたとしたらおそらく別の病気の薬です。


しかも、
この症候群は、あの有名な無限ループの入り口なんです。


あの無限ループに落ちて1年抜けられなかった人は、
約79.2パーセントの割合で、その後5年間楽器に触らないという統計結果が出ています
*嘘です




その無限ループとはこれです。

なかなかショッキングですので、
心臓の弱い方は閲覧注意です。

















ざんねんだ。。。



これは実際に過去このループに嵌まってしまった経験のあるアマチュアドラマーが、
当時の状況を思い出して書いた図です。

いかにやる気なかったが伝わるような、恐ろしい字ですよね。
マウスで書いたからしょうがないんです。



なんと恐ろしい画像をお見せしてしまったのか



わたくし反省の虫です。



しかしやはり、


現実に目を背けたままではRMSには勝てません。






このループに嵌まらないための原則は、超かんたんです。
そしてそれができれば、逆にポジティブなループに乗る事だって可能なんです。


ポジティブなループとはこのようなものです。





















なんという、やる気にみちたサイクルでしょう!

どっかの雑誌の最後のページに載ってる、
よくわかんないお守りの効果の説明みたいな力強さではありませんか。




このサイクルにのるにはどうしたらいいか。


この方法をまとめたPDFを、いまなら特別に10000円で


本当に簡単なことです。

次の二つです。


1 練習からめんどくささを出来るだけとりのぞく
2 上手くなる


これだけです。


あったりまえだのクラッカーです。


なんですが、

あとでちょっと、もしかしたら当たり前じゃないかもしれないポイントも出てくるので、
もうちょっとお付き合いくださいまし。


まず1番については、

日々の練習をするに当たってちょっとの心がけで大分変わってくるので、

どうしたらいいか少しずつ工夫して、

自分なりのスタイルを作ったら良いんだと思います。



ご参考まで、僕が心がけてるのは、


1 楽器をケースにいれない。シールド、メトロノーム、チューナー、メモ帳とえんぴつなど練習に必要なモノは練習するところにそのまま置いておく

2 楽器を準備したら(する前でもいい)とにかくまずメトロノームを動かす。メトロノームが鳴る前に楽器を弾かない心がけをもつ。あえてメトロノームを使わない練習をするときは、そのときだけメトロノームを止める。

3 楽器を持ったらまず最初にする練習を決めておく。そして毎回練習終わりに、最初の練習のテンポにメトロノームをセットしておく。

4 まず最初にする練習をしている間に、その日他になんの練習をするか考える。


とかですかね。
僕はほんとうに面倒くさがりなので、
とにかく考える前にはじめられる環境をつくっておくってことが何より大事です。

そしてメトロノームをスタートするのさえ面倒(しゃらくせえ、といつも思う)なので、
有無を言わさずまずスタートさせてしまうわけです。



そして2番めのポイント


いや、上手くなるって言われたって、
上手くなれるかどうかなんてわかんないじゃん
てか、そんな急に上手くなんないよ


って思いますよね


それはそうなんです。


でもですね、



実は、べつに実際その日上手くなってなくてもいいんです。


極端な話、実際に上手くなったかどうかは、あんまり大事じゃないんです




そうじゃなくて、

今日はここをやってみたけど、
その中でこの部分はちょっと上手くなった、とか、
分かった気がする


と、


どんなにちいさなことでもいいから、
自分でそれを認識することが大事なんです。



それもみつからなかったら、

今日はすげー疲れてるし同僚はつかえねーしビールはたけーし散々だが、
しかしそんな中でも寝る前の5分俺は楽器を触った。すごい

とか、とにかくなんでもいいから今日の練習に対するポジティブなフィードバックをします。

そして、どこが上手くなったかな?と考えるとき、
それは、別に指が早く動いたとか、そういうフィジカルなところじゃなくてもいいんです。

まえ、練習を5種類に分けてみましたが、このうちのどれでもいいから、
どっかで前進したところを見つければいいわけです。

*こう考えると、理論っぽいことを勉強するのはそういう意味でも役にたちますね。
指は急に早く動くようにならないし、あのテンポに挑戦したけど今日もまた無理だった、
てほとんど毎回思うわけですが、理論だったら、今日はアレがちょっと分かった、みたいに、
前進が分かりやすいです。


この認識作業は、練習直後でも、寝る前ベットに入ってからでもいつでもいいです。




実はこの二番のポイントは、敬愛するScott Devine大先生が、
The most important bass lesson I ever teachという動画の中で勧めてる方法です。






これをやらないと、
ポジティブなサイクルが回んないんですね。
歯車が一個落ちちゃうというか。


最近練習始めるのはめんどくさくないけどなー

って思えている時でも、

上手くなったなー、って認識が途切れると、

そこからネガティブなサイクルにいつのまにか切り替わっちゃったりとか。


また、

俺はだめだー
ぜんぜんうまくなんない
もっと練習しよう。。


というふうに、負の感情を練習のきっかけに出来る人はそれでいいかもですけど、
それやってると、



いつのまにか、



めんどくさい



って思い始めて、
気づいたときには手遅れ、ネガティブなサークルにいることに気づく


みたいになることがホント多いです(ぼくはね)。
ネガティブな気持ちがネガティブな気持ちを呼ぶというか。

楽器弾くのは好きなはずなのに、不思議な話ですよね。





これ、書いてて思いましたけど、
別に楽器の練習に限らず、なんについてでも同じことが言えそうですね。

(じつはこのブログを書いてるのも、自分がここまでやった、というのを形にすることで、いいサイクルを回すためだったりします)

仕事にもこの情熱を



みなさんがRMSに侵されないことを切に願いつつ、
今回はこのへんで!

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