2017年6月30日金曜日

ベース練習日記44 モードの形 ドリアンスケール


今回は、メジャースケールの第二モード、
ドリアンスケールの音程と、指板の形をみていきます!















この図のように↑Cメジャーのキーであれば、ダイアトニックのII番、Dm7が鳴っているときにDドリアンを使いましょう、

ってことでしたが、

が、


DドリアンはDからCメジャースケールを弾けばいいから、レミファソラシドレだ、

っていう覚え方だと、いや、ね、合ってるよ、合ってるけど、応用が利かないので、

まず、ドリアンスケールの、ルートから各音への音程を考えます。




で、ですね



これはこれからやるほかのスケールについてもいえるんですが、
もう、ルートから各音の音程はそれぞれ覚えるしかないです。

覚え方は色々あると思うんですが、僕はもう、どう覚えるか考えるのが逆に面倒だったので、全部イオニアン(メジャースケール)と比べて、どこが違う、っていう風に覚えました。


でも、すこしずつ覚えてるスケールが増えてくると、


新しいのをみたときに、あ、これはあのスケールのここ変えただけだ、みたいに、
どんどん覚えやすくなってきます。

なので、まずはほんと、頑張って覚えていきましょう。


ドリアンスケールの、ルートから各音までの音程はこれです↓
イオニアンと違うところだけ色を変えてみました。







3度と7度が短音程、あとはイオニアンと一緒です。
エオリアンの短6度を長6度にしたもの、と覚えてもいいです。


で、テンションについて考えたときにちらっと出てきましたが、
ドリアンでは6番目、つまり13thの音が一応アボイドです。

一応と書いたのは、なんだかんだ結構使うからです。

なんでまあ、ほんとは13thアボイドだからね、
くらいの感じで覚えておくといいかもしれません。



さて、じゃあ指板の形をみていきます。

これは、イオニアンでやったのと同じく、ドリアンに対応するコードの形を考えて、
そこに足りない音を入れてスケールの形をみつけていきましょう。



ドリアンはメジャースケールの第2モードですから、

当然、






ダイアトニックコードII番の種類はm7でしたね。



コードの形はCm7でみたので、
今回も同じく、ルートCにしてCドリアンを考えます。


*それぞれのスケールを弾いたときの雰囲気の違いを知るためにも、
これから先も新しいスケールを見ていくときはルートをCに揃えようと思います。



ルートは赤、コードトーンはオレンジです。
これだけ見ればコードの形ですね。

そこに、ドリアンですので、
長二度、短3度、長6度を緑でいれていきます。









コードトーンだけだったら人差し指ルート型はすごく便利だったんですが、
M6の音がどうにも収まりが悪いんですよね。。


ということで、小指ルート型もみてみましょう。







このおさまりの良さはすごいです。

ここには書いてませんが、
E弦のRのさらに下に、M6とm7
G弦のRのさらに上に、M2とm3

が、隠れてますので、
音の並びを考えて、探してみてください!



ということで、どんな練習をしましょうか。。


このスケールは人差し指ルート型と小指ルート型を組み合わせやすいので、
ポジション移動の練習も兼ねて、

まず人差し指ルート型で 下のルートから上のルートまで弾いて、

そしたら、たどり着いた上のルートを人差し指で押さえて、小指ルート型で
下のルートまで降りるってのはどうですかね?


図で表すとこんな感じ:








ポジションを移動したら、その瞬間にそのときのポジション内にある
スケールの音の位置が指板に浮かんで見えるようになるといいですね!

慣れてきたら、このポジション移動するやりかたで、
スケールの音を一音飛ばしに弾いたりすると、
フレーズっぽくなって楽しいですよ。

R 3 
2 4 
3 5 
4 6 
5 7 
6 R 
7  

みたいな。
太字の2は上のポジションには乗せてないですけど、

上のRの2フレ先(G弦7フレ)なので、

これを弾くときに青いポジションに移っちゃえばいいですね。


今回はここまで!
つぎはフリジアンだー!

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