今回は、メジャースケールの第二モード、
ドリアンスケールの音程と、指板の形をみていきます!
この図のように↑Cメジャーのキーであれば、ダイアトニックのII番、Dm7が鳴っているときにDドリアンを使いましょう、
ってことでしたが、
が、
DドリアンはDからCメジャースケールを弾けばいいから、レミファソラシドレだ、
っていう覚え方だと、いや、ね、合ってるよ、合ってるけど、応用が利かないので、
まず、ドリアンスケールの、ルートから各音への音程を考えます。
で、ですね
これはこれからやるほかのスケールについてもいえるんですが、
もう、ルートから各音の音程はそれぞれ覚えるしかないです。
覚え方は色々あると思うんですが、僕はもう、どう覚えるか考えるのが逆に面倒だったので、全部イオニアン(メジャースケール)と比べて、どこが違う、っていう風に覚えました。
でも、すこしずつ覚えてるスケールが増えてくると、
新しいのをみたときに、あ、これはあのスケールのここ変えただけだ、みたいに、
どんどん覚えやすくなってきます。
なので、まずはほんと、頑張って覚えていきましょう。
ドリアンスケールの、ルートから各音までの音程はこれです↓
イオニアンと違うところだけ色を変えてみました。
3度と7度が短音程、あとはイオニアンと一緒です。
エオリアンの短6度を長6度にしたもの、と覚えてもいいです。
エオリアンの短6度を長6度にしたもの、と覚えてもいいです。
で、テンションについて考えたときにちらっと出てきましたが、
ドリアンでは6番目、つまり13thの音が一応アボイドです。
一応と書いたのは、なんだかんだ結構使うからです。
なんでまあ、ほんとは13thアボイドだからね、
くらいの感じで覚えておくといいかもしれません。
ドリアンでは6番目、つまり13thの音が一応アボイドです。
一応と書いたのは、なんだかんだ結構使うからです。
なんでまあ、ほんとは13thアボイドだからね、
くらいの感じで覚えておくといいかもしれません。
さて、じゃあ指板の形をみていきます。
これは、イオニアンでやったのと同じく、ドリアンに対応するコードの形を考えて、
そこに足りない音を入れてスケールの形をみつけていきましょう。
ドリアンはメジャースケールの第2モードですから、
当然、
メジャースケールのダイアトニックコードII番に対応してます。
ダイアトニックコードII番の種類はm7でしたね。
コードの形はCm7でみたので、
今回も同じく、ルートCにしてCドリアンを考えます。
*それぞれのスケールを弾いたときの雰囲気の違いを知るためにも、
これから先も新しいスケールを見ていくときはルートをCに揃えようと思います。
ルートは赤、コードトーンはオレンジです。
これだけ見ればコードの形ですね。
そこに、ドリアンですので、
長二度、短3度、長6度を緑でいれていきます。
コードトーンだけだったら人差し指ルート型はすごく便利だったんですが、
M6の音がどうにも収まりが悪いんですよね。。
ということで、小指ルート型もみてみましょう。
このおさまりの良さはすごいです。
ここには書いてませんが、
E弦のRのさらに下に、M6とm7
G弦のRのさらに上に、M2とm3
が、隠れてますので、
音の並びを考えて、探してみてください!
ということで、どんな練習をしましょうか。。
このスケールは人差し指ルート型と小指ルート型を組み合わせやすいので、
ポジション移動の練習も兼ねて、
まず人差し指ルート型で 下のルートから上のルートまで弾いて、
そしたら、たどり着いた上のルートを人差し指で押さえて、小指ルート型で
下のルートまで降りるってのはどうですかね?
図で表すとこんな感じ:
ポジションを移動したら、その瞬間にそのときのポジション内にある
スケールの音の位置が指板に浮かんで見えるようになるといいですね!
慣れてきたら、このポジション移動するやりかたで、
スケールの音を一音飛ばしに弾いたりすると、
フレーズっぽくなって楽しいですよ。
R 3
2 4
3 5
4 6
5 7
6 R
7 2
R
みたいな。
太字の2は上のポジションには乗せてないですけど、
上のRの2フレ先(G弦7フレ)なので、
これを弾くときに青いポジションに移っちゃえばいいですね。
今回はここまで!
つぎはフリジアンだー!